日中ホット検索ワード比較=「戦場記者」的な中国、「評論家」的な日本―中国メディア

Record China    2011年12月17日(土) 11時46分

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16日、環球網は、日本華字紙・日本新華僑報の蒋豊編集長のコラムを掲載した。日中の2011年ホット検索ワードを比較している。写真は12月4日、濃霧に覆われた北京市。この霧は大気汚染が原因とのうわさが広がり、マスクが売り切れるなどの騒ぎとなった。

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2011年12月16日、環球網は、日本華字紙・日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長のコラムを掲載した。日中の2011年ホット検索ワードを比較している。

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日中両国のホット検索ワード・トップ5を比較してみよう。中国は上位から2011年11月11日と1が6つ並んだ「神棍節」、大気汚染問題の「PM2.5」、9人乗りの学校送迎車に64人が詰め込まれ事故で21人が死亡した「11.16甘粛正寧県特大交通事故」、宇宙実験モジュールとロケットのドッキングを示す「天宮神八哥」、火星探査機の打ち上げ失敗を示す「蛍火一号火星探測器」という順。日本はなでしこジャパン、東日本大震災、絆、どじょう内閣などとなった。

検索ワードはいわばネットユーザーの投票行動。上述のランキングから日中両国民の意識がうかがえる興味深いものだ。また両国民のネットでの論評手法の違いも興味深い。中国ネットユーザーは大事件が起きると、感情のままに情報拡散に努め、ともかく他者に情報を伝えようとする。まるで「戦場記者」だ。一方、日本はと言うと、事後に事件の意味を考える傾向が強い。「評論家」的と言えるだろう。(翻訳・編集/KT)

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