2011年12月15日、中国国内で初めてとなる新エネルギー車の総合販売店、高瞻新能源汽車4S店がこのほど、上海嘉定汽車城にオープンした。同店で扱うのは上汽、奇瑞、衆泰、力帆、比亜迪の5ブランドの新エネルギー車で、販売やメンテナンスのほかレンタカー業務なども行う。中国の各メディアが伝えた。

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現在同店には、栄威750のハイブリッドモデル、奇瑞の瑞麒M1−EVなど4モデル8台が展示されており、担当者がそれぞれの特徴や必要な充電設備について実演を交えながら説明を行っている。まだ充電設備の普及が不十分なことから、購入を希望する顧客の自宅や勤務先の住所を訪ね、国家電網公司の充電設備建設計画を確認した上で適切な購入時期をアドバイスするという。

同店のセールス担当者は「オープン以来、毎日10組を超えるお客様が来店している。問い合わせの多くが購入補助金、充電方法、電気代、アフターサービスに関することで、購入者は中高年が多い」と話す。

業界の関係者は「中国の新エネルギー車の発展はまだ始まったばかりだ。様々な問題が出てくるだろうが、重要なのは将来を見据えて発展を続けることだ」と期待を寄せている。（翻訳・編集/JX）