中国で死刑執行されたフィリピン人の遺体が本国に到着―フィリピン外務省

Record China    2011年12月15日(木) 10時6分

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13日、中国で麻薬密輸罪に問われ8日に死刑が執行されたフィリピン人男性(35)の遺体が同国に到着した。写真は四川省成都市公安局の麻薬捜査犬。

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2011年12月13日、フィリピンの大手放送局ABS−CBNによると、中国で麻薬密輸罪に問われ8日に死刑が執行されたフィリピン人男性(35)の遺体が同国に到着した。14日付で中国紙・環球時報が伝えた。

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フィリピン外務省のヘルナンデス報道官が14日、ABS−CBNの記者に携帯電話のショートメールを通じて明かしたところによると、遺体が到着したのは13日午後。遺族の意向を受け、男性に関する詳しい情報については発表しないとしている。

男性は2008年9月にマレーシアから中国広西チワン族自治区の桂林両江国際空港に入国した際、ヘロイン1.5キロを隠し持っているのが見つかり、逮捕されていた。中国の法律ではヘロインを50グラム以上密輸した場合、死刑が適用される。

フィリピン側は死刑回避を求め、アキノ大統領が胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席に親書を送ったほか、ビナイ副大統領も訪中を要請したが中国側に拒否された。中国では今年3月にもヘロイン密輸の罪で死刑が確定したフィリピン人3人の死刑が執行されている。(翻訳・編集/NN)

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