「竹島は日本が所有する島」海外メディアの相次ぐ“誤報”に韓国ネットから不満の声

Record China    2018年2月13日(火) 12時30分

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12日、韓国メディアによると、2018平昌冬季五輪が開催される中、海外メディアが行った日本植民地支配と竹島関連の報道に韓国人から不満の声が出ている。資料写真。

2018年2月12日、韓国・中央日報などによると、2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪が開催される中、海外メディアが行った日本植民地支配と竹島(韓国名:独島)関連の報道に韓国人から不満の声が出ている。

米3大ネットワークの1社でオリンピック主管放送局であるNBC社の解説者が、9日に行われた五輪開会式で「日本は1910年から45年まで韓国を強制的に占領した国」とし「すべての韓国人は(国の)発展過程において、日本が文化と技術、経済的に重要なモデルになったと言うだろう」と発言したことに対し、韓国人からは「日本の植民地支配を正当化した不適切な発言」と怒りの声が上がった。これを受け、平昌冬季オリンピック組織委員会は11日、「NBCから『不適切な発言で大韓民国国民の気持ちを不快にしたという点を理解し、謝罪申し上げる』とする公式文書を受け取った」と明らかにした。

このような中、今度は英タイムズ誌が竹島を「日本が所有する島」と報道した。タイムズ誌は五輪開会式で南北選手団が手に持って入場した統一旗に表示された島を説明する中で、「選手たちが手に持つ旗は、日本が所有する島の所有権を主張しているように映るという点で議論がある」とした。さらに、タイムズ誌が言及した島は竹島ではなく、済州島であった。この記事を発見した駐英韓国大使館はタイムズ誌に公式に抗議し、訂正報道を要求した。

韓国の抗議を受けたタイムズ誌は11日午後、ネット上で「紛争中の島である独島と誤認した。独島は韓国が管理しており、日本が竹島という名前で領土を主張する島である。丸印を付けた島(済州島)は何の紛争の対象でもない。統一旗には紛争中の島は描かれていない。ミスを謝罪する」と訂正報道および謝罪文を掲載した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「本当にむかつく。韓国の土地であることには明白な証拠がある」「米国は日本寄りだからな」「朝鮮半島の戦争勃発を狙っている日米の同盟誇示のための意図された演出」「日本のロビー活動に違いない」など海外メディアへの批判と共に日本への否定的な意見も寄せられた。

また「韓国は毎回しっかりとした対応をしてこなかった。数年後にはおそらく、ほとんどの国が独島は日本の領土だと認めることになる」など領有権主張を積極的に行う必要があると主張する意見も見られた。

その他「これが外国人の認識。これが現実だ」と落胆するコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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