2018年2月10日、仏RFIの中国語版サイトによると、訪米した中国の外交トップの楊潔チ（ヤン・ジエチー）国務委員は9日、ホワイトハウスで、トランプ米大統領と会見した。

中国外交部が10日明らかにしたところによると、楊国務委員は「トランプ大統領が昨年、中国を訪問した際に、習近平（シー・ジンピン）国家主席とともに重要なコンセンサスを得た」とし、「中国と米国は、世界の平和や繁栄、安定を維持する上で幅広い共通の利益や重要な責任を持っている」と強調。「両国の関係が発展し続けることは、両国民の根本的な利益に合致するだけでなく、国際社会の共通した願いでもある」と指摘した。

その上で楊国務委員は、朝鮮半島の核問題などの国際問題や地域の問題などをめぐり、米国側との協調を強化したい意向を伝えたという。（翻訳・編集/柳川）