新旗艦「中国海監50」号が初巡航で東中国海へ

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14日、新華ネットの報道によると、中国の海上巡視総合能力が最も高く、トン数が最も大きく、技術レベルが最も高い新旗艦「中国海監50」号が13日、国家海洋局東海分局上海ふ頭から東中国海への初巡航に出発した。写真は中国海監23号。

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2011年12月14日、新華ネットの報道によると、中国の海上巡視総合能力が最も高く、トン数が最も大きく、技術レベルが最も高い新旗艦「中国海監50」号が13日、国家海洋局東海分局上海ふ頭から東中国海への初巡航に出発した。海洋巡航権益維持法執行の任務を正式に履行する。

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中国の沿岸警備機関、中国海監東海総隊の劉振東総隊長は次のように説明した。「中国海監50」号は初巡航で中国の200カイリ排他的経済水域内の日向礁、蘇岩礁付近海域、中日共同開発区海域および中国春暁、平湖油ガス田周辺海域で、海空合同の権益維持法執行任務を正式に遂行する。

「中国海監50」号は3000トン級で、巡航法執行と海洋調査を一体化したもの。現在の中国で総合能力が最も高く、設備が最も先進的な多機能大型中遠距離海洋監視船。全長98メートル、幅15.2メートル、深さ7.8メートル、排水量3980トンで、世界的に先進的な電気式ポッド推進システムを採用し、航続力が8000カイリ以上で、航速が18ノット。60日間の連続自力航行が可能。先進的な受動制御型アンチローリングタンク・システムを装備し、耐風力が12以上。Z9Aヘリコプター、衛星位置制御システム、衛星通信ナビゲーション・システムなどを搭載し、さらに先進的な海洋巡航、調査、証拠収集設備も装備している。

管轄海域の海洋権益維持と法執行監視の役割を果たすため中国海監は装備能力づくりを強化し、「宇宙、空、海、沿岸」の4大プラットホームを基礎とする立体化、情報化巡航法執行システムを積極的に築いている。

劉総隊長によると、「宇宙」は衛星リモートセンシング技術を指し、海上の特定の目標を識別し、衛星通信技術を使い、地上の指揮システムに送信する。「空」は航空機を利用し、海上の違法目標を重点監視し、航空機に搭載した可視光・赤外線夜間監視などの手段で、どのような天候でも違法行為を発見する。「海」は船舶をプラットホームとし、水中監視やレーダーなどの手段で、水中の権益侵害行為を監視する。「沿岸」は陸上のプラットホームを利用し、車載指揮システムを通じ、宇宙、空、海とリアルタイムで相互に連絡する。



   

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