李大統領の来年1月訪中は延期か、海洋警察隊員の死傷事件受け―韓国紙

Record China    2011年12月13日(火) 19時13分

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13日、韓国政府が李明博大統領の来年1月の訪中を検討し直す考えを示していることが分かった。写真は山東省青島の港に停泊する中国漁船。

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2011年12月13日、韓国紙・朝鮮日報によると、韓国政府が李明博(イ・ミョンバク)大統領の来年1月の訪中を検討し直す考えを示していることが分かった。中国紙・環球時報(電子版)が伝えた。

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韓国の排他的経済水域(EEZ)で違法操業の中国漁船を拿捕しようとした韓国海洋警察の特殊部隊員2人が死傷した事件を受けたもの。記事によると、韓国の政府高官が「中国側が事件に対し、適切な措置をとらなければ、李大統領は来年1月の訪中計画を検討し直すことになる」と明かした。

また、この高官は「韓国政府は中国漁船の違法操業問題について、中国側に抗議を続けてきたが、いまだに何の回答もない。これ以上放置し続けるなら、韓中関係に深刻な影響を及ぼす」と牽制した。

仁川(インチョン)海洋警察署によると、事件は12日午前7時(現地時間)、同署のイ警長(巡査部長)ら2人の特殊部隊員が黄海の韓国EEZで違法操業していた中国漁船を拿捕しようとした際、凶器を持った中国漁船の船長に刺された。2人はすぐに病院に運ばれたが、イ警長は死亡、もう1人も重傷を負った。

このほか、韓国の聯合ニュースによると、13日未明に中国漁船と船員8人が仁川港に移送された。船長はすでに12日に仁川に移送され、取り調べを受けている。(翻訳・編集/NN)

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