2011年12月12日、韓国海洋警察庁の特殊部隊員を刺殺したと思われる中国漁船船長の李（リー）容疑者は凶器の使用を認めず、犯行内容を否認した。人民日報（電子版）が伝えた。

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韓国海洋警察によると、李容疑者は犯行内容を否認しているが、現場では血痕が付いた衣服が見つかり、当時の状況から、李容疑者の犯行と断定できると話している。

事件発生後、同海洋警察は技術捜査員4人を中国漁船へ派遣し、現場検証と遺留品の採取を行った。採取されたものの中には、凶器の可能性が高い刃物や、ガラス瓶の破片が含まれていたという。

同海洋警察は、調査が終了次第、李容疑者を殺人罪及び傷害罪、経済水域法侵入などの罪で拘束するとのこと。さらに、船員8人も公務執行妨害の罪で拘束する構え。（翻訳・編集/内山）