中国高速鉄道で故障、乗客は代替車両に乗り換え=座席数少なく座れなくなる人も―中国

Record China    2018年2月9日(金) 16時0分

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8日、中国経営報は、中国高速鉄道の北京西駅発成都東駅行き「復興号」列車に故障が発生し、途中駅の西安北駅で乗客を代替車両に乗り換えさせるトラブルが起きたと報じた。

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2018年2月8日、中国経営報によると、中国高速鉄道の北京西駅発成都東駅行き「復興号」列車に故障が発生し、途中駅の西安北駅で乗客を代替車両に乗り換えさせるトラブルが起きた。

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記事は、中国鉄路北京局集団の関係者が明かした話として「8日午前11時24分、西安北駅に到着したG89号『復興号』列車に故障が見つかった。40分間の検査で故障の回復が見込めないと判断されたため運転を打ち切り、乗客全員を代替の『和諧号』車両に移動させたうえで約80分の遅れをもって西安北駅を出発した」と伝えている。

この関係者によると、故障した「復興号」の車体番号はCR400BF−5033で、中車長春軌道客車が製造した。「復興号」がこの路線を走行するのは8日が初めてだったという。中国鉄路西安局集団の関係者は「現在知り得る故障の原因は、5号車で高温警報機が作動したこと」と明かした。

実際に乗車していた乗客は「復興号は1両の座席数が90だが、乗り換えた車両は85席しかなく、座れなくなった乗客がいた」と語っている。

2017年12月7日、陝西省西安市と四川省江油を結ぶ高速鉄道が開通し、北京から西安を経て成都へ向かう高速鉄道路線が完成。これにより、従来は湖北省武漢市を経由する必要があった北京―成都の所要時間は14時間46分から約半分の7時間48分に大幅短縮された。(翻訳・編集/川尻

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