低迷から抜け出せない韓国の観光業、原因は?

配信日時:2019年2月5日(火) 10時0分
低迷から抜け出せない韓国の観光業、原因は?
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4日、韓国・ファイナンシャルニュースは「韓国の観光業界が高高度防衛ミサイル(THAAD)配備による外国人観光客の低迷から今も抜け出せていない」と報じた。写真はソウル。
2019年2月4日、韓国・ファイナンシャルニュースは「韓国の観光業界が高高度防衛ミサイル(THAAD)配備による外国人観光客の低迷から今も抜け出せていない」と報じた。

記事によると、韓国観光公社は3日、昨年の外国人入国客の数が1534万6879人を記録したと発表した。前年より15.1%増えたというが、記事は「実際に韓国の観光業が回復の波に乗ったとみることはできない」と指摘している。17年に韓国の外国人入国客はTHAAD配備の影響で前年比22.7%も減少した。ベース効果により昨年は増加に転じたが、例年と比べると少ない水準だという。16年は1724万1823人に達していた。

外国人観光客の消費も昨年は例年に比べ低い水準にとどまったという。THAADの影響を受ける前の16年の観光収益は171億9970万ドルだったが、昨年の11月までの観光収益は144億2450万ドルにとどまった。12月を合わせても160億ドルを超えないとみられている。

この原因について記事は「THAAD問題が解消されつつある中でも、消費性向の高い中国人観光客が全く増えてないため」と説明している。昨年の中国人観光客数は前年比14.9%増の478万9512人を記録したが、外国人観光客全体に占める割合は31.2%にとどまった。16年は806万7722人で全体に占める割合は46.8%だった。中国人観光客の穴は、消費性向の低い日本人観光客が埋めたという。同じ期間、日本人観光客の全体に占める割合は13.3%から19.2%に増加した。

記事は「外国人観光客流入の低迷が今年も続く場合、内需にも否定的な影響を及ぼす」と懸念している。

これについて韓国のネットユーザーからは「本当にTHAADが観光客減少の原因だと考えているの?」と指摘する声が多く、原因について「ぼったくりのせいでこうなった」「大気汚染のせいで数百万人は減った」「韓国の人口や経済規模を考えると、観光インフラが貧弱過ぎる。国土を乱開発したせいで人口が1000万人にも満たない欧州の国より見るものがないことが問題」などの分析が寄せられている。

その他、「中国人観光客をもっと大切にしよう。成長エンジンが腐りつつある今、観光産業は非常に大事だ」と主張する声が上がる一方で、「かなり回復した。深刻に悩む必要はなさそうだ」と楽観的な意見も見られた。(翻訳・編集/堂本
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