銀行爆破犯を追え!人民戦争的カーチェイスと意外な結末―湖北省武漢市

Record China    2011年12月12日(月) 10時50分

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11日、湖北省武漢市でこのほど、銀行前爆破事件犯人と見られる男が検問から逃走したため、警官から一般市民まで動員しての大捕物が繰り広げられた。写真は2日、事件翌日の爆破事件現場。

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2011年12月11日、楚天都市報は、湖北省武漢市の「カーチェイス」を報じた。

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12月1日、武漢市銀行前で爆破事件が起きた。2人が死亡する惨事となったが、警察は監視カメラ映像から容疑者を特定、行方を追っている。10日、武漢市の検問から1台の車が猛烈な勢いで逃走した。運転していたのは20歳の男性。顔も銀行爆破事件の容疑者と似ている。

重大事件解決の予感に武漢市警察も奮い立ち、100人以上の警官を投入。猛スピードで逃げる逃走車を10キロ以上にわたって追いかけた。逃走車の行き先には逮捕協力の要請が飛び、農村幹部率いる市民が道路を固めるという大捕物が展開された。逃げ切れなくなった逃走犯は最後、ある民家に逃げ込んだが、まもなく大挙押し寄せてきた警官隊に逮捕された。

逃走犯を逮捕した武漢警察はお手柄だったが、残念ながら銀行爆破事件の容疑者ではなかったという。逮捕された男は今年9月に傷害事件を起こし、逃走中だった。もっとも大捕物に参加した警官は意気揚々。「爆破事件犯人逮捕のいい予行演習になりました」と胸を張った。(翻訳・編集/KT)

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