2018年6月30日、中国紙・環球時報(電子版)によると、米ビジネスメディアのクオーツは28日、「なぜ中国はまだ
サッカー強国になっていないのか」とする記事を掲載した。以下はその概要。
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中国政府は、サッカー振興のため、選手や人材の育成、施設の建設に多額の投資を行う壮大な計画を決めている。2050年までに国際的にも一流のサッカー強国にしようとしているが、中国代表の成績は低迷し続けている。
経済学者のステファン・シマンスキー氏によると、後進国は、先進国のビジネス習慣や政策を
模倣することにより、速いペースで成長していくことができ、最終的には追いつくことも可能になるという。
それはサッカーでも同様のことが言える。世界各地の弱小チームや弱小国が、強豪チームや強豪国の戦術、トレーニング方法を知ることでレベルアップし、グローバル化とともに強くなっていった。
増加する人口や増大する経済力もサッカー発展を後押しすることから、巨額の投資を行う中国のサッカーが今後レベルアップしていくのは必然と言える。その中国サッカーが成長する最善の方策は、海外から優れた選手を呼び込むことだ。優れた選手を通じて高い技術を身につけることができる。
一方で、シマンスキー氏は、中国スーパーリーグは外国人枠を制限する新たな方針を打ち出し、優れた外国人選手を呼び込むことが難しくなってしまったとも指摘している。(翻訳・編集/岡田)
ato***** | (2018/07/05 13:11)