帰省客らの荷物を運んで小遣い稼ぎ―貴州省貴陽市

Record China    2007年2月11日(日) 18時26分

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竹籠に大きな荷物を載せて運ぶ出稼ぎ労働者たち。

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2007年1月10日、旧正月に伴う帰省などの混雑真っ只中の貴州省貴陽市駅では、旅客のピークを迎えている。そんな中、10数人の男性が竹籠を背負って人ごみの中を行き交っている。彼らは農村部から来た出稼ぎ労働者たちで、帰省客らの荷物を運ぶ手伝いをしている。彼らは荷物を運んで欲しいとの客の注文を受けると荷物を背中の竹籠に入れ、指定された場所に迅速に届けている。

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彼らは、「荷物をたくさん持った帰省客がどっと増えている。荷物を1回運ぶ料金は2元。1日働くと約30元(約450円)になる。この機会を利用して稼いだお金を持って里帰りし、家族と楽しいお正月を過ごす」と説明している。地元で彼らは背二哥(品物を運んでくれるお兄さんの意)と親しみを込めて呼ばれている。

日本では宅配便などの台頭で、ポーター、赤帽(あかぼう)を仕事にしている人はドンドン減り、唯一駅でポーター業務を受け付けているのはJR西日本の岡山駅だけ。

通常は車椅子の介助を行っているスタッフがリクエストに応じる程度で利用者はほとんどいないという。運搬料は、大小にかかわらず荷物1個500円。

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