中国、ラオス、ミャンマー、タイによるメコン川巡視部隊が成立、パトロール開始―中国

Record China    2011年12月12日(月) 6時52分

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9日、雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州で、中国、ラオス、ミャンマー、タイの4カ国によるメコン川連合巡視執法指揮部が成立した。10日には部隊出発式が開催され、巡視任務が開始された。

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2011年12月9日、雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州で、中国、ラオス、ミャンマー、タイの4カ国によるメコン川連合巡視執法指揮部が成立した。10日には部隊出発式が開催され、巡視任務が開始された。新京報が伝えた。

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10月5日、メコン川タイ流域で中国輸送船が襲撃され、中国人船員13人が殺害される事件が起きた。メコン川の中国水運業者が危険を感じて一斉に帰国するなど、安全確保が課題となった。そこで中国はラオス、ミャンマー、タイに呼びかけ、合同巡視部隊設立を提案。このたび、ついに任務開始となった。

中国からは海上警察、対テロ警察部隊から選抜された200人あまりの隊員が参加した。任務開始までの1カ月間に、竹竿を使った水深の測量などの技術を学んできたという。また、密林に隠れた武装勢力の奇襲に対し、速やかに反撃する訓練も重ねている。(翻訳・編集/KT)

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