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平昌五輪はもう終盤なのに…韓国の五輪用ホテルがいまだ「工事中」の理由

配信日時:2018年2月22日(木) 10時50分
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20日、韓国では平昌五輪に向け、生態保存地域である加里王山に滑降競技場を建設したが、競技場の下にあるホテルはいまだ工事中で使用不可となっている。そのため「貴重な生態環境を破壊しただけではないか」と非難が出ているという。写真は平昌五輪の会場。

2018年2月22日、韓国では平昌五輪に向け、生態保存地域である江原道(カンウォンド)旌善(ソンチョン)に位置する加里王山(カリワンサン)に滑降競技場が建設されたが、競技場の下にあるホテルはいまだ工事中で使用不可となっている。そのため「貴重な生態環境を破壊しただけではないか」と非難が出ているという。韓国・KBSが報じた。

加里王山には希少植物が120種余り、野生動物も60種以上生息しており「生態資源の宝庫」と言われている。そのため開発が制限されていたが、韓国政府と江原道が五輪特区に指定したことにより建築が承認されたそうだ。

問題となったホテルの事業承認告示には「五輪期間中の大会関係者の宿泊」が事業目的として明示されているにもかかわらず、五輪が終盤に入った今も、内部は木材やセメントが至る所に積まれている状況だという。未完成の原因は「資金問題」。同メディアのインタビューに対し、ホテル関係者は「(工事が遅れたのは)建設会社との問題。外は終わったが、中が完成できなかった。(客の)受け入れはできない」と伝えている。そのため、事業計画を信じて全客室を予約したIOC側も急きょ宿所を変更しなければならなかったとされる。

しかし、昨年12月に江原道が出した変更承認告示を見ると、事業目的欄から「大会関係者の宿泊」との表記が消え、工事期間も五輪終了後の4月末に延長されていたという。道庁の関係者によると「以前の(事業)目的と違っているのを確認せずに見落としてしまった。申し訳ない」とのこと。

これを受け、韓国のネット上では「元に戻して」「承認をキャンセルすべき」「競技場を撤収する時に一緒に撤収して」「お金がもったいない」と怒りの声が目立つ。

怒りの矛先は「お役所仕事」にも向けられ、「机上行政か?」「賄賂をもらった公務員が絶対にいるはず。捕まえて賠償させよう」「ホテルに関与した公務員や議員を調査せよ」といった声や、江原道知事に対し「知事は誰だ?」「知事が釈明せよ」などと求めるコメントも。

一部ユーザーからは「どうせそうだと思った」など半ば諦めの声も上がった。(翻訳・編集/松村)

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