海外5G市場に力入れる中興 欧州で協力拡大

人民網日本語版    2018年2月8日(木) 5時20分

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5Gの商用化を控え、中興通訊はこのほど北京で、今年は30億元と専門家約4500人からなるチームを投入して、欧州市場で複数のステーションによる独立型ネットワーク構築テストを行い、5Gの世界レベルの協力範囲を広げる計画であることを明らかにした。

5Gの商用化を控え、中興通訊はこのほど北京で、今年は30億元(約524億円)と専門家約4500人からなるチームを投入して、欧州市場で複数のステーションによる独立型ネットワーク構築テストを行い、5Gの世界レベルの協力範囲を広げる計画であることを明らかにした。「北京日報」が伝えた。

目下、中興はグローバル5Gハイエンド市場での配置を進めており、大手プロバイダーも中興と「共演」する。中国移動は中国国内で初めて商用化前のプレ5G基地局を開設し、日本のソフトバンクは初めて5Gの屋外実験を行い、欧州向けの初のプレ5Gネットワークを構築した。中興は今年、5Gの世界市場での協力範囲を世界トップレベルのプロバイダー20数社に拡大するとしている。

5G商用化第一弾に意欲を示す国内外のプロバイダーは、中興と連携して5Gをめぐる戦略的協力とテストをスタートした。スペインのテレフォニカは中興と組んで5Gネットワーク構築と負荷試験を完了し、今後は5Gエンド・ツー・エンドプランの実験をさらに進めるという。フランスのオレンジは中興と連携し、年内に欧州で複数ステーションによる独立型ネットワーク構築テストを行う。中国移動も中興と共同で広州市に5Gの実際の環境に最も近い実験ネットワークを構築しており、年内に広州市のほとんどのエリアを同ネットワークでカバーすることを目指すという。中国電信は今年、雄安新区蘇州市で商用化前のプレテストを初めて実施し、中興とともに垂直産業における革新の応用を模索する。また中国聯通が中興と協力して設立した初の新無線方式「5GNR」の屋外実験ステーションがピークデータレートのテストを完了した。(編集KS)

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