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8日、世界保健機関(WHO)が9月に発表した世界1100都市を対象とした「空気汚染報告」が中国のネット上で注目を集めている。写真は7日、スモッグに覆われた北京。
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2011年12月8日、世界保健機関(WHO)が9月に発表した世界1100都市を対象とした「空気汚染報告」が中国のネット上で注目を集めている。浙江省のニュースサイト・浙江在線が伝えた。
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報告は主にPM10(10マイクロメートル以下の微粒子状物質)を指標としたもので、世界91カ国約1100都市の2003年から2010年のデータを参照した。中国は32都市が調査対象となったが、海南省海口の814位が最高だった。
この他の主な都市の順位は、チベット自治区ラサが891位、雲南省昆明が952位、広東省広州が962位、上海が978位、杭州が1002位、南京が1009位、ハルビンが1010位、天津が1011位、北京が1035位。最下位は甘粛省蘭州市の1058位だった。
だが、この結果に「地上の楽園」と称えられ、風光明媚な観光地として知られる杭州が異議を唱えた。特に上海のような大都市より空気の質が悪いと言われたことに納得いかない様子。引用されたデータは2009年のもので「最新の数値はもっと下がっている」とし、報告が今の杭州の空気の質を表しているわけではないと反論した。(翻訳・編集/NN)
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