<サッカー>岡田武史氏が中国チームと交渉、監督就任は「コーチ陣の年棒次第」―中国紙

Record China    2011年12月8日(木) 22時4分

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6日、サッカー前日本代表監督の岡田武史氏が杭州入りし、中国スーパーリーグ・杭州緑城と監督就任に向けた話し合いを行った。写真は8月、呉金貴監督の退陣を求めるプラカードなどを掲げる杭州緑城のサポーターたち。

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2011年12月6日、サッカー前日本代表監督の岡田武史氏が杭州入りし、中国スーパーリーグ・杭州緑城と監督就任に向けた話し合いを行った。8日付地元紙・杭州日報は「資金繰りが厳しい杭州緑城が、岡田氏の提示するコーチ陣の年棒額を呑めるかどうかがカギになる」と報じた。

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記事によると、岡田氏の杭州滞在はわずか14時間。現地時間の6日夜7時半に杭州入り、翌7日の朝9時には同地を離れた。6日夜にオーナーの宋衛平(ソン・ウェイピン)氏と会談。中国と日本のサッカー界や企業文化など話題は多岐に及んだ。岡田氏がスペインでレアル・マドリード対バルセロナの試合で解説を務めると明かすと、両者は「賭け」を開始。岡田氏は「レアル」、宋氏は「バルサ」に賭けた。

両者は細かい契約内容については一切口にしなかった。同氏の代理人が現地に残り、クラブ側と条件面など細かい交渉を行っている。ただ、コーチ陣の起用について、岡田氏は「年棒は全員まとめていくら」を希望しているのに対し、クラブ側は1人1人と契約したい意向。外国人選手の獲得や強化費の金額なども、資金繰りが厳しい同クラブにとって大きな課題となっている。

杭州を離れる直前に岡田氏は日本メディアに「杭州緑城の施設は世界レベル。視察して監督就任への意欲が高まった」と前向きな姿勢を示し、監督を引き受けるには「アジアNo.1になる」と言い切った。

だが、記事は「今のところ両者の隔たりは大きい」とし、「岡田氏は自身の希望が通らない限りは監督を引き受けないだろう」と冷静に分析。その上で、交渉の行方を決めるのは「今日の交渉で双方がどれだけ譲歩できるかだ」との見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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