日本の国産戦闘機開発は前途多難―米メディア

Record China    2018年2月8日(木) 1時0分

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6日、米軍事専門紙ディフェンス・ニュースは、日本と韓国の国産戦闘機開発について「見通しは厳しく実現は難しい」と伝えた。資料写真。

2018年2月6日、米軍事専門紙ディフェンス・ニュースは、日本と韓国の国産戦闘機開発について「見通しは厳しく実現は難しい」と伝えた。参考消息網が報じた。

日本と韓国は現在、米ロッキード・マーチンが開発した戦闘機「F-35A」を購入しているが、国産戦闘機の開発計画も進めている。日本初の国産戦闘機「F-3」は、2030年の完成を目指している。しかし、計画の一部がすでに遅れていると発表された。また、日本政府は昨年末、国産のステルス戦闘機開発に向け、三菱重工業などが製造したステルス実証機「X2」の試験飛行を3月に終了すると発表した。

記事は、「しかし、日本の研究者は国産戦闘機開発の夢をあきらめてはいない。F-3計画の先行きは不透明だが、11年に航空自衛隊に納入されたF-2の次世代機の開発を進めたいと渇望している。米国産のF-35Aの購入は日本の研究者を失望させている」などとした。

さらに、「1970年代以降、日本は国内に独立した国防開発拠点を設けたいと考えており、米国産戦闘機への部品納入で、国内軍事産業の開発能力を維持し、技術を高めたい欲求があるからだ」とし、「日本を取り巻く安全保障環境の変化で、日本は軍事関連開発を加速させる必要もある」と指摘しているという。(翻訳・編集/大宮)

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