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7日、開幕した第7回フランクフルト上海自動車部品展で、アジア最大規模のエンジンメーカー欧意徳動力集団(OED)は、中国企業で初めてクリーンディーゼル4AT部品の量産に着手したと発表した。写真は09年開催した中国国際部品博覧会での欧意徳エンジンコーナー。
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2011年12月7日、開幕した第7回フランクフルト上海自動車部品展で、アジア最大規模のエンジンメーカー欧意徳動力集団(OED)は、中国初のクリーンディーゼル4AT部品の量産に着手したと発表した。中国の各メディアが伝えた。
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同社は9月に開かれた中国国際部品博覧会で同部品の開発に成功したことを発表し、メディアの注目を集めていた。現在は国内の完成車メーカー10社以上と協力関係を結んでおり、同部品を搭載した華泰汽車の新型SUV「宝利格」が広州モーターショーでお披露目されたばかりだ。
現在の生産能力はディーゼルエンジンが年間30万台、オートマチックトランスミッションが年間45万台だが、2015年にはいずれも50万台にまで引き上げる計画だという。同社傘下の販売会社、欧意徳動力総成営銷公司の路鵬〓総裁は、「エンジンや駆動系部品を今後の戦略的発展の中心に位置づける」と述べており、生産規模の拡大と部品供給体制の確立で、生産コストの削減を目指すとともに市場競争力の強化を狙う。(〓は王に京)
業界の専門家は「中国の部品メーカーが困難な状況に陥る中、欧意徳の活躍は産業全体の発展をけん引し、中国を自動車強国に導く基礎となるものだ」と高く評価している。(翻訳・編集/JX)
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