蔡英文総統はいったい何を恐れているのか―中国メディア

Record China    2018年2月6日(火) 7時50分

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4日、中国メディアの観察者網が、台湾メディアの報道を引用し、蔡英文総統は中国を恐れているとする記事を掲載した。写真は蔡英文。

2018年2月4日、中国メディアの観察者網が、台湾メディアの報道を引用し、蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は中国を恐れているとする記事を掲載した。

記事は、台湾メディア・中時電子報の2月3日の記事を引用し、元台湾安全部門の李天鐸(リー・ティエンドゥオ)氏が、フェイスブックに「なぜ民進党は2度の政権でいずれも民衆との関係を水と油のように合わなくしてしまうのか」と投稿したと紹介した。

記事によると、李天鐸氏は、陳水扁(チェン・シュイビエン)元総統の在任中は、紅杉軍(陳水扁反対派)が大規模な反対デモを行ったことを紹介。蔡英文総統政権では、蔡総統が作年末の会見で、「政権発足から500日以上」を「500年以上」と言い間違えたことは、「1日が1年のように長く感じる心の声が出たのだ」と論じた。

李氏によれば、蔡政権の防務部門の責任者は、最も蔡総統の必要にかなった結果を出しているという。というのも、1年目に「反斬首」部隊(特殊部隊)を編成し、2年目には予算を増やして2年もしないうちに6回もの演習をしているからだ。

しかも、そのうち2回の演習は蔡英文総統を安全に逃すものだったと李氏は分析。しかし「いったいどこへ逃げるというのか?」と疑問を呈し、台湾国防部の責任者は「国防訓練」としているものの、パフォーマンスに過ぎず、国防部関係者はへつらうかのように興奮した面持ちで蔡総統に付き添い、「ボスをいかに逃がすか」を見せているにすぎないと論じた。

こうした「反斬首」の問題が話題になる理由について記事は、蔡英文総統とその周辺は、「真実を意に介さない、束縛されない権力、極端なわがまま、旧体制に対する憎しみ」が最大の特徴となっているためで、憎しみや敵視の気持ちで大事なことを決定しているからなのだと、蔡政権を批判した。(翻訳・編集/山中)

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