映画上映中に突然故障!スタッフが口頭でラストシーン伝える―中国

Record China    2011年12月6日(火) 9時1分

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4日、陝西省西安市の映画館で「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」の上映中、機械が故障したため、スタッフが観客にラストシーンを口頭で説明していたことが分かった。写真は公開初日の様子。

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2011年12月4日、中国の映画館で上映中に機械が故障し、スタッフが観客にラストシーンを口頭で説明していたことが分かった。成都商報が伝えた。

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陝西省西安市在住のネットユーザーが中国版ツイッター「微博」で明かした。11月29日、同市内の映画館でスティーヴン・スピルバーグ監督初の3D作品「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」を見ていたところ、ラスト数分のところで機械が故障し、映像が映らず、音声だけになった。通常なら機械を修理してから再上映するところだが、この映画館は違った。なんとスタッフが観客にラストシーンを口頭で伝えたのだ。

このつぶやきはあっという間に話題となり、ネットユーザーからは「映画が突然講談に?」「そのスタッフは動きのシーンをどう表現したんだろう?」「人類はもはや映画館スタッフの想像力を阻止できない!」などといった感想が聞かれた。

記者が同映画館の責任者に問い合わせたところ、「確かにそのようなことがありました」と認め、事の顛末を話してくれた。観客は十数人しかおらず、上映中、残り2分となったところで機械が突如故障した。スタッフの一人が前に出て事情を説明していたところ、観客からラストシーンを教えてほしいと要望があり、スタッフが口頭で伝えた。観客から抗議などは起きず、みなラストシーンのストーリーを聞き映画館を後にしたという。同責任者は臨機応変に対応したこのスタッフを称え、「観客の皆さんは面白い経験をしたと思って下さったのでしょう」と話した。(翻訳・編集/TH)

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