ローマ法王が「中国人の忍耐強さはノーベル賞に値する」と称賛―中国メディア

Record China    2018年6月22日(金) 17時40分

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21日、観察者網は、ローマ法王がロイター通信のインタビューに答え、中国人の忍耐強さを高く評価したと伝えた。写真はバチカン。

2018年6月21日、観察者網は、ローマ法王がロイター通信のインタビューに答え、中国人の忍耐強さを高く評価したと伝えた。

記事は、ロイター通信の21日の報道を引用。「ロイター通信の独占インタビューに応じたフランシスコ・ローマ法王は、中国とバチカンとの関係について楽観的な見方を示し、『私たちはいま良い地点に来ている』と述べた。法王は、中国とバチカンの和解には公式な話し合い、民衆の非公式接触、文化対話の3種類あると考えている」と伝え、「法王は対話が最良の方法だと考えている」と紹介した。

中国に対する見方について法王は、「中国人の忍耐強さはノーベル賞を受賞するに値する。どのように待つかを彼らはよく知っている。中国には悠久の歴史があり、時間は彼らの側にある。中国人は知恵を持っており、非常に賢い。私は中国を深く尊敬している」と語ったという。

また、ロイター通信の報道によると、中国とバチカンとの司教任命問題についての話し合いが最近ローマで行われた。これは昨年12月に北京で行われた話し合い以降、最新の接触になるという。

バチカンは、今のところ双方がいつ合意書に署名できるかは分からないものの、対話は継続していくとしている。「司教任命問題で和解できれば、70年近く断交してきたバチカンと中国との関係を回復できる」と記事は伝えた。

また記事は、「1951年に中国はバチカンと断交した。中国とバチカンとの間には、司教任命問題、台湾問題、列聖問題の3つの問題がある。中国のカトリック信者が増加するにつれて、双方の関係も改善されてきたが、司教任命問題は最後まで横たわる最大の問題である」と指摘している。(翻訳・編集/山中)

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