炎上するワゴン車が歩道に突っ込む、路上に横たわる人・車と立ち木にはさまれる人―上海

Record China    2018年2月3日(土) 19時50分

拡大

上海市の南京西路で2日午前9時ごろ、車内が激しく炎上するワゴン車が歩道に突っ込んだ。同事故で17人が負傷した。資料写真。

上海市の南京西路で2日午前9時ごろ、車内が激しく炎上するワゴン車が歩道に突っ込んだ。違法に積み込んだガスボンベから漏れたガスに引火して、運転不能になったとみられている。同事故で17人が負傷した。

ワゴン車は横断歩道部分から歩道に乗り上げた。歩道には信号待ちをしている人が大勢いた。ワゴン車は通行人をはね飛ばしながら進み、喫茶店の前の植え込みの敷石などに激突して止まった。ワゴン車の窓は閉まったままで、人は出てこなかった。近くにいた通行人が窓を叩き割ってロックを解除してドアを開け、車内の人を救出した。

米国に拠点を置く華字メディアの多維新聞網は現場で撮影されたとされる映像を公開した。停車後も車内は炎上し、大量の黒煙を噴き上げ続けた。消防が駆けつけ、車内に消火剤をまいた。歩道には少なくとも男女3人が横たわっている。意識を失っているとみられる人もいる。

多維新聞網が公開した映像には、ワゴン車と植え込みの木に挟まれた女性、ワゴン車の前輪の下敷きになった女性も写っている。

ワゴン車はガスボンベを複数積んでいたとされる。警察は、運転手の男性が危険物質を違法に運搬していたと発表した。運転中にたばこを吸ったために引火して、車の走行を制御できなくなったという。

上海市メディアの澎湃によると、警察の調べにより男はワゴン車を使ってガスボンベを配達する商売をしていたことが分かった。事故発生当時、ワゴン車にはガソリンを詰めたペットボトルも積んでいたことも分かった。乗っていたのは運転手1人だった。

同事故で17人が負傷し、うち3人は重傷。負傷者は18人との情報もある。(翻訳・編集/如月隼人

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携