国連事務次長に沙祖康ジュネーブ支部駐在代表が就任

Record China    2007年2月10日(土) 19時38分

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国連事務次長に沙祖康ジュネーブ支部駐在代表が就任。中国外交部での人気も高く、国際舞台での活躍が期待されている。

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2007年2月9日、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は、国連事務次長職の人事で、中国の国連ジュネーブ支部駐在代表・沙祖康(サーズカング)氏を国連経済、社会事務を担当する事務次長に、また大会と会議を管理する事務次長に元中国駐日大使の陳健(シングジアン) 任命し、両氏とも辞令を受理した。

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アメリカのマスメディアでは沙祖康氏を中国の鷹派と呼んでいるが、中国外交部の軍備管理軍縮局長の経験を持つ。沙祖康氏は、2006年8月17日BBCの取材を受けた時、アメリカは中国の軍費について批判しているが、アメリカの軍費は全世界の半分に達している。中国の人口はアメリカの6倍、なぜ中国のことだけ批判のか?Shut up!と発言した。

この発言は世界中に放送され、また、インターネットラジオでも配信され、いまだに記憶に新しい。彼は中国国内での人気が高く、2002年の中国外交部職員による人気投票では、駐北朝鮮中国大使の劉曉明氏、ジンバブエ大使、李保東氏と並んで「中国外交の明日を担う三人」に選ばれた。中国外交部の関係者によると、江沢民元国家主席は沙将軍との愛称で呼ぶほど高く評価しており。また国務院元副総理の銭其●(「深」の「さんずい」が「王」)氏も沙氏に対して強く信頼していうると言う。

沙祖康氏は1947年9月江蘇省出身、1970年外交部に入り、1997年から中国外交部の軍縮局長に就任、2001年国連ジュネーブ支部駐在常代表に就任などの経歴を持つ。

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