はるばる3900キロの道のりを経て帰省した大学生、到着したら実家がなかった!―中国

Record China    2018年2月2日(金) 21時50分

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31日、中国の動画サイト・梨視頻が中国版ツイッター・微博のアカウントで、北京の大学生が約4000キロ離れた新疆ウイグル自治区の実家へ帰省する様子を撮影した動画を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2018年1月31日、中国の動画サイト・梨視頻が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のアカウントで、北京の大学生が約4000キロ離れた新疆ウイグル自治区の実家へ帰省する様子を撮影した動画を掲載した。

動画には、1月26日に北京の大学に通う男子大学生が、北京を出発して3906キロの道を経て実家のある新疆ウイグル自治区まで行く様子が映っている。途中、鉄道やバスなど4種類の交通機関を利用してようやく到着したが、そこはがれきだけが残る更地になっていた。

大学生は「家族は誰も引っ越したなんて話をしていなかった。さっきも電話したのに何も言っていなかった」と語っている。そこで再び家族に電話をし、もとの家は「立ち退き取り壊し」となり、別のところへ引っ越したことが分かったが、家族は「話すのを忘れていた」と話したという。

大学生は「俺は実の子どもじゃないのかもしれない」と話しながらさらに60キロ離れた引っ越し先まで行き、ようやく実家にたどり着いた。

これを見た中国のネットユーザーから「立ち退きだろ?これは喜ぶべきことじゃないか」というユーザーもいた。立ち退く際に政府から補償金が出るからだろう。

ほかには、「この大学生は普段からあまり実家に電話をしていなかったのだろう。親不孝な息子だ」「私は毎年帰省するが、毎回家の中に入れない。毎年鍵が変わっているから」などのコメントもあった。(翻訳・編集/山中)

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