2011年11月27日、香港国際ジュエリーショーで日本人の男（53）が展示品の真珠を盗んだとして現地警察に逮捕された。28日付香港紙・文匯報の報道として中国紙・人民日報（電子版）が伝えた。

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事件が起きたのは香港コンベンション＆エキシビション・センター（香港会議展覧中心）で今月24〜27日に開催された第19回香港国際ジュエリーショーの会場。最終日の27日午後1時（日本時間同2時）ごろ、日本人の男が展示品の真珠5粒、約2万元（約24万円）相当を盗んだとして逮捕された。

盗まれた業者は犯行に全く気付かなかった。業者の証言によると、男は犯行の前日にも姿を見せていたことから、入念に下見をした上で犯行に及んだものとみられている。男はスーツ姿で展示品が飾ってあるカウンターの周りをウロウロする様子が地元警察の目に留まり、「怪しい人物」としてマークされていた。

警察の調べによると、男は23日から香港のホテルに滞在していた。現在、仲間の有無などについて調べを進めているという。（翻訳・編集/NN）