タバコよりも大気汚染被害が深刻に=将来は肺がんの主要因になると専門家が指摘―中国

Record China    2011年11月28日(月) 9時19分

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26日、揚子晩報は記事「広州市気象専門家:PM2.5はタバコに替わり肺がんの主要要因となる」を掲載した。ぜんそく、気管支炎、肺がんの原因となるPM2.5への関心が急速に高まっている。写真は11月26日、スモッグに覆われた南京市。

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2011年11月26日、揚子晩報は記事「広州市気象専門家:PM2.5はタバコに替わり肺がんの主要要因となる」を掲載した。

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25日、中国環境保護部と江蘇省政府は共同で「2011年中国(南京)国際環境保護産業博覧会」を開催した。その中で「青空プロジェクト」国際フォーラムをテーマにPM2.5問題が話し合われた。

PM2.5とは、直径が2.5マイクロメートル以下の超微粒子。中国では10マイクロメートル以下の微粒子・PM10を測定し、大気汚染観測の基準としているが、PM2.5の観測結果については発表されていない。在北京米国大使館は独自にPM2.5の観測結果をツイッターで発表しているが、深刻な汚染が報告されていることが多い。

PM2.5はぜんそくや気管支炎、そして肺がんの原因になると考えられている。広東省広州市の気象専門家・呉兌(ウー・ドゥイ)氏は、PM2.5の汚染が深刻化してから肺がんの発生率が高まるまで7〜8年の時間差があると指摘。今後、タバコに替わりPM2.5が肺がん発生の主要要因になるとの見通しを示した。(翻訳・編集/KT)

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