米国の大学も拝金主義に、両手を広げて中国の「成金2世」たちを歓迎―米紙

Record China    2011年11月27日(日) 18時42分

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22日、米紙は、赤字経営に苦しむ米国の各大学が両手を広げて中国の「成金2世」たちを歓迎していると報じた。写真は7月、江蘇省南京市で開催された留学説明会。

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2011年11月22日、米紙ニューヨーク・タイムズは、赤字経営に苦しむ米国の各大学が両手を広げて中国の「成金2世」たちを歓迎していると報じた。世界日報が伝えた。

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「金が欲しい米国の大学」と「学位が欲しい中国人学生」。米国では今、この両者のウィンウィン関係が成り立っている。バージニア大学に入学申請を出す中国人学生の数は12年前の12人から、昨年は1400人にまで激増。デラウェア大学の中国人留学生も2007年にはわずか8人だったのが、今年は517人に増えた。「最後の授業」で有名なカーネギーメロン大学は500人近く、ペンシルベニア大学は留学生の半分にあたる161人を受け入れた。

米国の大学は深刻な赤字経営に陥っており、資金源の確保に頭が痛い。そんな中、大切な「一人っ子」を海外の高校や大学に行かせたい中国の富裕層たちは彼らにとってまさに金のなる木となっている。学校側は両手を広げていわゆる「成金2世」たちを歓迎。中には学生の3分の1を中国人学生が占める学校もあるほどだ。

だが、「成金2世」たちの質の問題も指摘されている。入学資料にウソの記載があったり、大学入学後も暇さえあれば遊び回ったりして真面目に学業に励まないなどの問題行動も目立つという。(翻訳・編集/NN)

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