ステルス戦闘機「心神」開発にみる日本の危険な野心―SP華字紙

Record China    2011年11月26日(土) 17時24分

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25日、シンガポール華字紙・聯合早報は「日本=大樹の陰にいても安心できない」を掲載した。日本の国産ステルス戦闘機開発を取り上げ、警戒している。写真はF-35。

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2011年11月25日、シンガポール華字紙・聯合早報は「日本=大樹の陰にいても安心できない」を掲載した。

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日本は米国の新型ステルス戦闘機F-35の購入を希望していると報じられているが、同時に国産ステルス戦闘機の開発も進めている。すでに5億ドル(約388億円)の研究開発費が投じられており、2016年にも実証機「心神」の初飛行が予定されている。

二次大戦後、日本は米国の庇護下にあり、少ない国防費で最上級の安全保障を享受してきた。その一方で自衛隊への兵器供給は米軍需産業が独占し、日本の国産兵器開発も米国によって妨害されるという歴史が続いている。

こうした構造を変えようとする日本の試み。それは米国のコントロール下から脱却したいという意欲を示すものだ。真珠湾攻撃から長い年月が過ぎたが、米国はいまだに日本への警戒心を解いてはいない。日本独自のステルス戦闘機開発は米中関係に大きな変化をもたらすものとなる。

日米同盟により安全保障上の不安がないなか、それでも独自の兵器開発を進めようという、日本の「治にいて乱を忘れず」の精神に感嘆するとともに、その野心を警戒しないわけにはいかない。(翻訳・編集/KT)

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