成田空港で中国人客が騒動、航空会社と乗客のどちらに責任があるのか―中国メディア

Record China    2018年1月30日(火) 9時20分

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27日、成田空港で起きた中国人客と航空会社のトラブルについて、楚秀網は乗客の一人が「双方に責任がある」とコメントしたことを伝えた。写真は成田空港。

2018年1月27日、成田空港で起きた中国人客と航空会社のトラブルについて、楚秀網は乗客の一人が「双方に責任がある」とコメントしたことを伝えた。

この問題は24日夜、上海浦東行きジェットスター航空35便が天候不良で欠航になったことをきっかけとするもので、乗客180人のうち175人が中国人だった。記事は「航空会社は中国語のできるスタッフを現場に派遣することを拒み、『Get out(出て行け)』と言うなどひどい態度で中国人客に自身の荷物の管理と宿の手配を指示した」などと指摘し、乗客らの間に不安が広がる中、航空会社職員ともみ合いになった一人が空港の警察官に連行された一連の経緯を説明した。

記事によると、この騒動についてある乗客は「航空会社がすぐに中国語のできる職員を派遣しなかったために誤解が生まれた。一方で、一部の乗客は格安航空会社(LCC)の約款をしっかりと読んでおらず、受けることができるサービスをきちんと把握していなかった」とコメント。双方に落ち度があったとの見解を示した。

在日中国大使館は「LCC利用時は約款をよく読み、過剰な権利要求は避けるべき」との呼び掛けを行っており、記事はこれに対してネットユーザーから「LCCに過度な権利を要求することは賢明なやり方とは言えない」「悪天候による欠航だから航空会社に非があるわけではないが、乗客には責任をもって対応するべき」など、賛否の声が寄せられたことを紹介。「もし誰かが翻訳アプリで空港側とコミュニケーションを試みていたら、事態はこれほどひどいものになっていなかったのではないだろうか」との見方も示した。(翻訳・編集/野谷

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