日本の外交、今年の重点は中国―中国メディア

Record China    2018年1月31日(水) 9時0分

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29日、参考消息網は、28日に行われた日本の河野太郎外相と中国の李克強首相ら中国政府トップとの会談を受け「日本外交、今年の重点は中国」と伝えた。

2018年1月29日、参考消息網は、28日に行われた日本の河野太郎外相と中国の李克強(リー・カーチアン)首相ら中国政府トップとの会談を受け「日本の外交、今年の重点は中国」と伝えた。

河野外相は今回の中国滞在で、王毅(ワン・イー)外相、李氏、楊潔チ(ヤン・ジエチー)国務委員らと相次いで会談。李氏に日中韓首脳会談に合わせた来日を要請した。李氏は「前向きに検討する」と答えたという。また、王氏は「年始に中国に訪問したことは、日本政府が対中関係を改善したいという強い意思を表したものと評価したい」と述べた。

記事は、安倍晋三首相の周辺では「今年の重点は中国だ」と指摘する声が上がっていると指摘。「日本政府にとって北朝鮮の核問題は遅々として解決できず、ロシアを相手にした北方領土問題の見透しも立たない。対中関係は内閣支持率の上昇にかかわると認識され、対中関係の改善は経済界が強く望んでいる」などとした。

また、「憲法改正、秋の自民党総裁選、来年夏の参院選と政治的な重要日程が続く安倍首相にとって、対中関係を改善して支持率上昇を狙いたいところ。日中韓首脳会談は延期が続いているが、日本で予算案が成立し、中国で全国人民代表大会(全人代)が終わった4月に開催したい考えだ」と伝えている。(翻訳・編集/大宮)

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