<中華経済>アジア最大の酸化リチウム生産拠点を建設、EV需要の増加にらむ―中国

Record China    2011年11月25日(金) 18時18分

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24日、江西省宜春市がアジア最大の酸化リチウム生産拠点を目指し、大規模な産業化に取り組んでいる。

2011年11月24日、江西省宜春市がアジア最大の酸化リチウム生産拠点を目指し、大規模な産業化に取り組んでいる。先日行われた市政府主催の新エネルギー車産業協力推進会では、EV用電池メーカーなど12社と総額57億7000万元の契約を結んだ。中国の各メディアが伝えた。

同市の謝亦森市委書記によれば、市内の酸化リチウム埋蔵量は約250万トンで、国内埋蔵量の2分の1を占める。同市では「宜春リチウム電池産業発展計画」に基づき、アジア最大の炭酸リチウム生産拠点、中国最大のEV用動力電池の生産拠点を目指して、積極的に企業や開発プロジェクトの誘致を進めている。

現在同市では71社が合計121件のプロジェクトを展開しており、このうち10億元を超える巨大プロジェクトは24件ある。リチウム電池の正負極材料、動力電池、特殊車両、自動車、EVバスなどの製品を作るメーカーは市内に13社あり、原料から電池材料、電池本体、応用製品といった産業チェーンが完成しつつある。

同市では2015年までに敷地面積20平方キロの国家リチウム電池ハイテク産業化拠点を新設する計画で、市全体で年総産値1000億元超を目指すとしている(翻訳・編集/JX)

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