学生寮の拡充で留学生獲得を目指す大学=中国人向け民間格安学生寮への打撃も―日本

Record China    2011年11月25日(金) 12時28分

拡大

20日、日本の華字紙・中文導報は、外国人留学生獲得を目指して学生寮の拡充を行う日本の大学の取り組みを紹介した。大学の学生寮充実により、民間の格安学生寮への打撃も予想される。写真は中国・江蘇省の揚州大学の日本語学部の学生と教師。

(1 / 2 枚)

2011年11月20日、華字紙・中文導報は外国人留学生獲得を目指して学生寮の拡充を行う日本の大学の取り組みを紹介した。

その他の写真

今年3月、留学生数倍増を目標に掲げる中央大学に、新しい学生寮がオープンした。この「国際寮」では日本人学生と外国人留学生が3人1組で共同生活を送り、現在は中国人留学生を含む外国人留学生52名が入居している。中国人、イギリス人留学生と共同生活を送る日本人学生は、「食費を除く生活費は月6万円、いろいろな国の友達ができて、外国語の勉強や国際感覚を養うのに役立つ」と語った。

早稲田大学は留学生寮13棟、交換留学生専用宿舎5棟に加え、中野の警察大学校跡地に900名が入居可能な新宿舎を建設し、トラブル解決のための指導員も置く予定だ。この他、お茶の水女子大学、拓殖大学、東洋大学など、各大学で新寮が続々と建設されている。

留学生は大学の学生寮、自治体の学生交流会館、ホームステイや民間のアパートに入居するのが一般的だが、最近では企業の社員寮への斡旋も行われている。

東京では中国人留学生をターゲットにした民間の格安学生寮も人気だが、大学の学生寮拡充による打撃も予想される。今後は各大学の留学生受け入れ態勢もさらに充実する見込みで、留学生たちは「学生寮があれば生活費はおよそ半分になり、余裕のある留学生活が送れる」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携