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雪が降らない南方に住む人に向けた「代行サービス」が人気―中国

配信日時:2020年1月12日(日) 22時0分
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8日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、雪が降らない南方に住む人々に向けた代行サービスが注目を集めている。資料写真。

2019年1月8日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、雪が降らない南方に住む人々に向けた「雪だるま作り」や「雪にメッセージを書く」代行サービスのツイートが注目を集めている。

新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞のツイートでは、山東省済南市で「雪だるま作成」のネット中継を行う男性を動画で紹介。普段は屋外で自らが歌うライブ活動をネット中継し、約40万人のファンがいるこの男性は「ファンに初雪を見せると約束したから」と、手袋をしても手がかじかんで赤くなるほどの寒さの中を、スマホを取り付けた三脚を持って雪景色や雪だるまを見せ、約2時間の中継で約800元(約1万2500円)稼ぐという。

また、別のネットユーザーは「南方人から稼ぐのは簡単か」というハッシュタグ付きで「南方の人が汗水流して稼いだお金をこんな形で巻き上げて、北方の人は良心が痛まないのか」とツイートし、アスファルトの薄い積雪の上に描かれた「ドルマーク($)」や「代写(※中国語で代筆の意味)」の画像や「広東人対新疆人の雪だるま対決」の写真、ウィーチャットで雪の上の代筆の代金を交渉している時のスクリーンショットを公開している。画像の中の1枚には「南方の人の雪に対する渇望を満足させるため、北方の人が土地の条件に適した措置を取った結果、意外な雪のビジネスチャンスを掘り当てた」と書かれている。

中国メディア・人民網日本語版の記事によると、「雪にメッセージを代筆」のサービスは数年前から存在していたが、2019年11月、東北地方の広い範囲で大雪が観測されたこともあって、SNSの人気検索ランキングに「雪にメッセージを代筆」が突如ランクインし、サービスを提供しているショップに注文が殺到したという。サービスを提供する業者によると、サービス内容は「南方に住む人のために、雪にメッセージを書く。料金は1文字2元(約30円)」「ネットでメッセージの内容を決め、約10分でそのメッセージを書いた写真が送信され、取引終了」というもので、雪が降るというのは、北方に住む人々にとってはごく普通のことでも、南方で育った人にとっては未知の世界で、数年たってもサービスの人気は全く衰えを見せないという。

このツイートに対し、他のネットユーザーからは、「南方の人は金持ちだな」「広東人だけど雪は見たことないから見たい」「南方の人の雪への情熱を甘く見ないで」「まずファンを40万人持たないと」「男性より女性に受けがいいはず」「2時間外にいて雪だるま作って、風邪でもひいたら800元(約1万2500円)じゃ足りないよ」「北方の人たちの代わりに南方の人が日光浴を代行するサービスはないのか」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/原邦之)

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