2017年に海外で死亡した中国人は695人、出国者増加で事故事件急増―中国メディア

Record China    2018年1月29日(月) 21時50分

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26日、中国では、海外に出国する人が増えるにつれ、海外で事故や事件により命を落とす人も増えている。2017年の死者は695人に上ったという。写真は上海浦東空港。

2018年1月26日、央視新聞は「17年は中国人が日本で殺害されたり、米国で行方不明になる事件が起きるなど、社会的な関心が集まった」とし、海外に出国する人が増えるにつれ、海外での事故や事件で命を落とす中国人が増加していると伝えている。

中国国家観光局の統計によると、17年に海外に出国した人は1億2700万人だ。中国外交部や在外公館が扱った自国民の保護事案は7万件余で、うち死亡事案は500件余。海外での事故・事件による死者は695人に上った。

(1)観光中の事故による死者は182人。多くは東南アジアで起きており、タイ南部で溺死した中国人観光客は47人に上った。

(2)交通事故による死者は165人。これも東南アジアが83人と半数を占めた。また不慣れな右ハンドル車の運転や山岳路の運転での事故が少なくなかった。日本でも9人が交通事故で死亡した。

(3)治安に起因する死者は126人。先進国、発展途上国を問わず、治安の問題は中国人にとって大きなリスクになっている。在外公館が扱う事案で最も件数が多かった。

(4)労働中の事故による死者は102人。経済圏構想「一帯一路」により、シンガポールやインドネシアのほか、中国系企業の建設プロジェクトが多い中東、西アフリカ、北アフリカに集中した。(翻訳・編集/岡田)

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