2011年11月24日、来月12〜13日の日程で初訪中を調整している野田佳彦首相が、期間中に江蘇省南京市の南京大虐殺記念館を訪問するとの憶測について、同館ではこれを「聞いていない」と言明した。12月13日は旧日本軍による南京占領74周年にあたり、南京市内各所では各種式典が行われる予定だ。中国新聞社の報道。

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同館の朱成山（ジュー・チョンシャン）館長は、この問題に関心が集まっていることを受けて、「これまでに在任中の日本の首相が来館したことはなく、野田首相の来訪についても何とも言えない」と述べた。通常、要人が同館を訪問する際には領事館関係者らが事前視察を行う慣例になっているが、こうした動きもまだ見られず、関連の通知も受けていないという。

レコードチャイナ編集部ではこの件に関する中国一般の声を拾うべく、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトで関連のつぶやきを検索したが、キーワード検索そのものがブロックされている状況。(翻訳・編集/愛玉)