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中国で「大食い配信」がやり玉に、国営テレビが批判、背景には…

配信日時:2020年8月13日(木) 8時40分
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11日に放送された中国国営の中央テレビのニュース番組内で大食いする様子を配信する動画配信者が批判されたことが注目を集めている。写真は中国料理。

11日に放送された中国国営の中央テレビ(CCTV)のニュース番組内で大食いする様子を配信する動画配信者が批判されたことが注目を集めている。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の検索キーワードランキングでは、「中央テレビが大食い配信者の(食べ物の)浪費が深刻と批判」が一時2位まで浮上した。

中央テレビの番組では、国連食糧農業機関(FAO)の統計を基に「世界では毎年3分の1の食糧が無駄にされており、その量は13億トンに上る。世界人口76.33億人のうち、8.2億人が飢餓に瀕している」と説明。客の食べ残しに頭を悩ませる飲食店や、「食べる分だけ注文すべきだ」といった市民の声を紹介すると同時に、いわゆる「大食い配信者」について「(飲食物の)浪費が深刻。中には食べたものを吐き出す者もいる」と指摘した。

番組に出演した中国科学院地理科学・資源研究所の成昇魁(チョン・ションクイ)研究員は、自メディア(個人などが発信するメディア)などで大食い動画が流されていることについて「非常によろしくない兆候だ」とし、「社会の節約意識の構築、食品の無駄をなくすということにまったくもって背くものだ」と強く批判した。中央テレビが同内容を放送した背景には、習近平(シー・ジンピン)国家主席が先日、食糧の浪費を控えるようにとの「重要指示」を出したことがあるとみられる。

ネットユーザーからは、「こういう配信は取り締まるべきだ。衆目を集めたいだけでやっている」「大食い配信はいいが、吐き出すのは良くない」「大食いは無駄だし、体にも良くない」「他人が大食いするのを見て喜び、投げ銭をする人までいる。理解できない」「食品の無駄だし、見ていてつまらない」など批判に同調する声が多く寄せられている。(翻訳・編集/北田

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