2011年11月22日、新華社によると、「歩く万里の長城」として親しまれた米プロバスケットボールのNBA元選手・姚明（ヤオ・ミン）氏がスペシャルオリンピックスのチャリティーオークションに、自身の設立したワイン会社で初めて製造された1本目のワインを出品した。

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スペシャルオリンピックスは、知的発達障害のある人たちがオリンピック競技種目に準じた様々なスポーツプログラムとその成果を発表する競技会として行われている。そのチャリティーパーティーの席で、姚明氏はワイン会社を設立したことを発表するとともに、オークションにワインを出品した。

オークションには他に、ファッションブランド「ポール＆シャーク」が姚明氏のために作った洋服や専用シューズ、スペシャルオリンピックス限定のアクセサリー、マイケル・ジャクソンオリジナルコラボ携帯電話などが出品されたが、注目を集めているのは姚明氏のワインで、オークション開始額は6万元（約72万円）。

姚明氏はすでにレストランやスポーツジムなどの事業を起こしているほか、事業への投資活動も積極的に行っている。新たに設立されたワイン会社の商品は中国では11月末から販売される予定だという。また、オークションに出品される物と同じワインが1200本限定で生産、3800元（約4万5600円）で販売される。（翻訳・編集/岡田）