韓国が日本人から取り戻せなかった文化財が中国へ?「交渉がさらに困難になる」と懸念の声

配信日時:2019年5月8日(水) 20時20分
日本人から取り戻せなかった文化財が中国へ?韓国で懸念の声
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8日、韓国・イーデイリーによると、韓国の文化財庁が日本人所有者との還収交渉に失敗した百済金銅観音像が中国に搬出された。写真は上海博物館。
2019年5月8日、韓国・イーデイリーによると、韓国の文化財庁が日本人所有者との還収交渉に失敗した百済金銅観音像が中国に搬出された。

記事によると、文化財庁関係者は7日、「百済金銅観音像が展示のため中国の上海に搬出されたとの情報について、現地の専門家らを通じて確認を進めている」とし、「還収がさらに困難になる可能性があるため、注意深く見守っている」と述べた。

今回の搬出の目的は上海博物館の常設展への出品。そのため一部からは、韓国を除外し日中の主導で仏像が公開されることへの懸念の声が上がっているという。さらに展示後に中国の博物館や民間が購入した場合、韓国の還収交渉がさらに困難になる可能性もあるとみられている。ある文化財界関係者は「中国が高額で仏像を購入した場合、交渉対象が変わり、単価自体が上がる可能性がある。韓国の文化財が中国で先に一般公開されることも問題だ」と話したという。

百済金銅観音像について、記事は「7世紀初めに百済で作られたもので、1907年に忠清南道である農夫により発見された。日本植民地時代に日本人が搬出した後に行方が分からなくなっていたが、約2年前に発見された」と説明している。その後、韓国の文化財庁は日本人所有者と還収交渉を行ったが、金額が折り合わず決裂。所有者は150億ウォン(約14億円)を提示したが、文化財庁は「42億ウォン以上は出せない」と判断した。文化財庁は現在も別の方向から還収作業を進めているという。

このニュースを見た韓国のネットユーザーからは「150億ウォンなんてあり得ない。何の意味があるの?韓国の文化財が韓国になければならない理由はない。そのお金があれば数十人の国民を救うことができる」「文化財とは民族精神のこと。その仏像が盗まれたのか、それとも売られたのかは分からないけど、税金の無駄遣いだけはやめてほしい。重要なのは我々の精神そのものだから」「放っておけばいい。日本や中国に教えてあげよう。その仏像がどこにあっても韓国のものであることに変わりはないって」「文化財を守れなかった私たちが悪い。150億ウォンは今ある文化財を守るために使ってほしい」「還収作業ではなく、日本に賠償請求をして、反応がなければ国際裁判にかけるべき。日本にとられたものをお金を払って取り戻すなんておかしい」など、還収作業に反対する声が多数上がっている。

また、「役に立たない政策を減らせば数百個でも買える」「北朝鮮にあげるお金はあるのに、国の文化財を買うお金はないの?」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本
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