2011年11月18日までに、山東省日照市で韓国ヒュンダイ自動車のエンジン製造工場の建設プロジェクトが着工した。同市はヒュンダイグループとの戦略的提携を強化しており、部品生産の重要拠点となっている。中国の各メディアが伝えた。

今回着工したのはヒュンダイの自動車エンジンを生産する威亜汽車発動機（山東）有限公司の新工場で、同市とは6年前に契約を結んでいた。総工費は2億7000万ドルで、完成後はガンマエンジンの1．4Lモデルと1．6Lモデルをそれぞれ年間10万台、エンジン部品を年間50万個生産する。製品は同社のロシア工場に納入するほか、一部はグループの東風悦達起亜にも提供する。

同市内にはすでにヒュンダイグループのエンジン工場が2カ所、鋳造工場が2カ所、モジュール工場が1カ所あり、現在の年間生産能力はエンジン40万基、エンジン部品70万個、ピストンなど50万個、年間総産値は50億元以上に達している。（翻訳・編集/JX）