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成田空港で暴行容疑の中国人逮捕、いったい何があったのか―中国メディア

配信日時:2018年1月26日(金) 14時20分
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25日、騰訊網は、24日に成田空港で中国人の男が航空会社職員に暴行した容疑で逮捕された件について、中国人の立場から経緯を伝えた。写真は乗客提供。
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2018年1月25日、中国の自メディア(新興メディア)東京新青年は、24日に成田空港で中国人の男が航空会社職員に対する暴行容疑で逮捕された件について、中国人の立場から経緯を伝えた。

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成田空港の搭乗ロビーで24日午後10時15分、同時刻に出発予定だった成田発上海浦東行きジェットスター航空35便が天候不良によりフライトがキャンセルとなり、翌日の便に振り替えることが乗客に通知された。乗客は180人で、日本人が5人、中国人が175人だったという。

記事は、「ジェットスター・ジャパンは5人の日本人客を案内する一方で、175人の中国人客には何の案内もなかった」「乗客らが中国語スタッフの手配を依頼するも拒否され、同社スタッフは悪辣(あくらつ)な態度で中国人客たちに自分で荷物の管理と、自分で宿の手配をするよう指示。『get out(出て行け)』という英語まで使った」「深夜で宿や交通の手配ができないため、引き続き中国語のできるスタッフが対応するよう申し出たがやはり拒否された。ロビー内にいた別のスタッフは談笑しており、取り残された乗客の焦る気持ちを全く気にかけていない様子だった」などと伝えている。

また、暴行事件に至る経緯については「水も食べ物も、子どもに必要なおむつやミルクも与えられないままの状況を余儀なくされていた午前2時過ぎ、空腹に耐えかねたある乗客がエリアから離れた場所にある自動販売機で食品を購入しようとしたところ、ジェットスターのスタッフに制止された。そこで一部の乗客とスタッフ2人が口論、揉み合いとなった。すると、女性スタッフ1人が転倒、乗客に倒されたとして警察に通報した。警察官は女性の話を聞くと、この男性乗客を連行して取り調べを行った」と伝えている。

さらに、「乗客の男性は、捜査に協力するが言葉の問題があるので通訳を呼んでほしいと要望するも、千葉県警の警察官は無理やり男性を連行。その過程で、男性の衣服は破れてしまった」とし、実際に破れたジャケットの写真を掲載。「現場は混乱し、警察官は60歳過ぎの高齢者に対しても手を出した。また、十数時間も替えていない子どものおむつを替えたいという家族の要求も拒否された」とした。

記事は最後に、「今回のジェットスターの遅延に対する対応は、人々を非常に失望させるものだった。日本のサービス業の『顧客のために誠実にサービスする』という理念がまったく体現されていないばかりか、逆に旅客を粗雑に扱った。このようなことはもう二度と起きてほしくない」と結んでいる。

なお、この問題については中国在日本大使館もウェブサイト上で言及しており、大使館が介入したことで連行された男性の安全と通訳者の手配が確保されたことや、26日早朝に乗客らが帰国便に乗ることができたことが報告されている。また、中国人旅行者に対して「格安航空会社はコストや人員に限りがあるため、スムーズな便の変更や、乗客の宿泊施設・食料などが提供されないことがある」などと説明し、チケットを購入する際に条件を細かく確認することや、突発的な状況に遭遇した際には理性的に行動するよう呼び掛けている。(翻訳・編集/川尻

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