2011年11月19日、中国に人気俳優ニコラス・ツェー（謝霆鋒）のパクリが登場し、ネット上を大騒ぎさせている。NOWnewsが伝えた。

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中国・広西チワン族自治区の賀州市でこのほど行われた某企業のプロジェクト発表会で、香港の人気イケメン俳優ニコラス・ツェーのそっくりさんが登場。この写真がネット上で一気に拡大し、ニコラスファンを激怒させ、さらに「パクリ文化もここまで来たか」と香港や台湾のネットユーザーをあきれさせている。

発表会に登場したニセのニコラスは、やや角ばった顔の輪郭はじめ、鼻やアゴも本人そっくり。トレードマークになっている黒いサングラスをかけ、やや長めのヘアスタイルも酷似している。しかし、ファンを怒らせているのは、会場ステージ上に「謝霆鋒」と堂々と書かれていたこと。「モノマネなら笑い過ごせるが、本人と称して報酬を得るのは犯罪行為だ」と批判の声が一気に膨れ上がった。

ニコラスの所属事務所・英皇娯楽集団（EEG）では、この騒動にすぐさま対応し、「許せない行為。状況によっては法的措置に訴える場合もある」とコメントを発表。この反応に恐れをなしたのか、ニコラスに扮した張本人の男性が自身のミニブログに謝罪文を掲載し、断りきれなかった状況を説明したほか、「報酬は一切受け取っていない」と記している。（翻訳・編集/Mathilda）