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<サッカー>日本の専門家が語る、中国の子どもが育たない理由―中国メディア

配信日時:2018年1月25日(木) 14時20分
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2018年1月23日、中国のスポーツメディア・網易体育は、「日本の青少年サッカー専門家が中国の青少年サッカーの問題点について指摘した」と伝え、青少年サッカーの育成に30年余り携わっている川島和彦氏へのインタビューを掲載した。

記事は川島氏について、「ジュニアサッカーの強豪JSC CHIBAの創始者で、若手育成に30年余りの長きにわたり携わっている。チームを何回も全国大会の上位に導き、多くの優れたプロ選手や大学生選手を排出してきた学者タイプの指導者だ」と紹介。22日に北京の清華大学で開かれたイベントに来賓として出席した川島氏に行ったインタビュー内容を伝えている。

川島氏はインタビューの中で「日本では子どもたちは幼稚園からサッカーを始め、毎日放課後に練習に参加する。そのため、幼稚園や小学校でサッカーをする子どもの数はとても多い。サッカー人口はピラミッド型であり、レベルが高まるに連れて人口も減っていく。日本はまさにベースの人数が多いので、ハイレベルな人材も多くなる」と語った。

また、「中国の親はわが子がサッカーの道を選んで挫折した時に就職のチャンスを失うのではないかと心配する。日本ではどうか」との質問に対しては、「日本の保護者も同じことを心配しているし、指導者としてもとても気がかりな問題。プロのサッカー選手の現役生活は短いので、選手たちはサッカーと同時に勉学にも励む必要がある。サッカーでプロレベルに到達しなかった時に、大学に入ったり、他の職業を選んだりできるように準備をしておく必要がある」と回答している。

さらに、中国の青少年育成における問題点について川島氏は「中国の親は子どもを溺愛するため、子どもの忍耐力や協調性が弱い。また中国の青少年サッカーではパスが多く、ボールコントロールのトレーニングが非常に少ない。そしてコーチが非常に厳しく、時として子どもを激しく叱るため、子どもたちの主体性や創造性が制限されてしまっている」などと指摘した。

中国のネットユーザーからは「川島氏の指摘は、サッカー指導者だけに当てはまる話ではないな」「何をするにも苦労を味わったり、プレッシャーを感じたりすることが必要」「中国は一人っ子政策によって、多くの家庭で子どもが溺愛されているからな」といった声や、「中国の青少年サッカーが駄目なのは、サッカー協会の役員と関係があると思う」「全ては制度の問題」などの感想が寄せられた。

この他、「課題はもうみんな分かってるんだよ。誰もやらないんだから意味がないんだ」「日本の協会が青少年育成にどんな役割を果たしているか、子どもたちはどんな基本トレーニングをしているかっていう話を聞いてほしかった」との意見を残すユーザーも見られた。(翻訳・編集/川尻
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2017年12月10日 17時30分
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