＜チャイナ・インプレッション＞突然の大雪で帰省客が駅に殺到―山西省太原市

2007年2月7日、山西省太原市は突然の大雪に見舞われ、太原市と他の都市を結ぶ高速道路は全線が閉鎖され、通行を見合わせている。開通の目処が全くたたない状態となったため、里帰りを急ぐ人々は太原駅へ殺到した。帰省客が列車での移動に作戦を変えたのだ。このため太原駅のキップ売り場には、あっというまに長蛇の列ができた。この行列はホール内では収容できず、駅の外にある広場まで延びていった。降りしきる雪の中を、人々は祈るように1枚の乗車券を購入するために長時間待ち続けている。2007年の帰省ラッシュ、春運の最中であった事が人々の頭には、急に思い起こされてきたようだ。

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