2018年1月23日、2017年に韓国を訪れた中国人観光客数は前年から半減し、中国を訪れた韓国人の数も前年比13％減少したという。

韓国・聯合ニュースが22日、韓国観光公社からの情報として伝えたところによると、17年に韓国を訪れた中国人観光客数は前年比48．3％急減し417万人にとどまった。米軍の高高度防衛ミサイル（THAAD）の韓国配備に反発した中国が韓国への団体旅行を禁じたことが響いたという。

一方、北京の消息筋が「韓国政府の非公式の統計」として明らかにしたところによると、17年に中国を訪れた韓国人の数は452万人で、前年の519万人に比べ13％減少した。

この消息筋はまた、「韓国を訪れる中国人の数も減少している」とし、中国人の韓国団体観光について「現在は北京と山東省に限って行われている。ツアー数は1日平均10余りで、そのほとんどが山東地域からだ」と話している。（翻訳・編集/柳川）