農村の貧困人口、生活が改善し10年間で6734万人減少―中国

Record China    2011年11月17日(木) 13時53分

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16日、中国国務院新聞弁公室が白書を発表。農村の貧困人口が10年間で6734万人減少したことが分かった。写真は江蘇省南京市でくず拾いをする人々。

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2011年11月16日、中国国務院新聞弁公室は白書「中国農村貧困扶助開発の新たな発展」を発表した。農村部住民の最低限の生活を保障する問題は基本的に解決され、農村部の貧困人口はこの10年間で6734万人減少したとしている。中国新聞社が伝えた。

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農村部の貧困人口数は農村貧困扶助基準をもとに統計がまとめられているが、基準は2000年の865元(約1万380円)から2010年の1274元(約1万5200円)に引き上げられている。農村部の貧困人口は2000年末の9422万人から2010年末には2688万人に減少し、貧困人口が農村人口に占める割合は同10.2%から2.8%に減少した。

一人当たり純収入も同1276元(約1万5300円)から3273元(約3万9200円)へと増加。年平均11%増と、増加率は全国平均水準を上回っており、中国の貧困地区の生産生活条件は明確な改善をみたとされている。また、義務教育の面でも7〜15歳の子供の入学率は97.7%で、全国平均水準とほぼ同等となっている。(翻訳・編集/岡田)

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