2018年1月22日、韓国・聯合ニュースによると、韓国中部海洋警察庁は21日、韓国西部の延坪島東の黄海で、韓国が海上の境界線と位置づける北方限界線（NLL）を越えて違法操業したとして、中国漁船1隻を拿捕した。環球時報（電子版）が伝えた。

報道によると、同庁は21日午後2時10分ごろ、中国漁船（30トン級）1隻が延坪島の東約11キロのNLLを越えた海上で違法操業しているのを確認。船と漁獲約680キロを差し押さえた。当時、周辺では中国漁船7隻が操業しており、同庁と韓国海軍が周辺海域から退去させた。

同海域では昨年4月、中国漁船18隻が違法操業の疑いで一斉に拿捕された。17年は年間で中国漁船521隻が拿捕されている。（翻訳・編集/大宮）