<中華経済>チャイルドシートの装着義務化、12月に国家標準発表―中国

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14日、チャイルドシートの装着義務化を含む国家標準が12月にも発表されることがこのほど関係者の話で明らかになった。

2011年11月14日、チャイルドシートの装着義務化を含む国家標準が12月にも発表されることがこのほど関係者の話で明らかになった。実施は2012年7月1日からとみられる。中国の各メディアが伝えた。

自動車業界を専門とする孫世清アナリストによれば、現在中国には7歳以下の子供が9000万人いる。07−09年に国内で発生した15歳以下の子供の交通事故件数は6万993件で、このうち0−6歳の子供の交通事故が最も多く、死亡数と負傷者数に占める割合はそれぞれ50.03%と37.28%だった。現在のチャイルドシート装着率は0.1%にも満たない。

今回の国家標準は、チャイルドシートの生産と使用に関する法律上の空白を埋めると期待されており、欧州のチャイルドシート安全基準「ECER44」を参考にしている。チャイルドシートのうち、1歳以上の赤ちゃんには後ろ向きで固定するタイプ、体重10キロから18キロの子供には前向きで固定するタイプを使用するよう定めたほか、18キロから27キロの子供にはブースタータイプのジュニアシートを使用した上でシートベルトを締め、12歳以上または身長が1.45米以上の子供はシートベルトのみでよいとしている。(翻訳・編集/JX)



   

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