サルと一緒に暮らす人募集！面接試験を実施―陝西省西安市

2007年2月6日、陝西省西安市のホテルで、「5日5晩、極限の挑戦」と題して募集された、秦峰野生動物園のサルと共同生活をする人の面接会が行われた。この日、面接を受けた人の中から実際にサルと一緒に暮らすことになる男性3人、女性3人の計6人が選ばれた。参加者は2月7日〜11日の5日間、秦峰野生動物園のサル園でサルたちと全く同じ環境で生活する予定だ。ちなみに面接試験は、オランウータンが腹を立てている動作をまねて、試験官の質問に答えるなど、ユニークな内容だった。

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動物園の担当者の話によると、参加者たちは5日間、動物たちと同様に自由を失った生活を体験し、生きる本当の意味を理解してもらうのが狙いだという。そして参加者たちにはこの体験を通して、真の動物愛護の精神を理解してもらおうと考えているという。 参加者はこの間、サルと同じものを食べ、見物客から食べ物をもらったり、サルの動作をまねたりしなければならない。

もちろん、いやになればいつでもこのサルとの共同生活を放棄することができる。しかし最後まで残った人には、1万1888元（約18万円）の賞金と「動物愛護大使」の栄誉称号が与えられる。